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2009年8月

2009年8月16日 (日)

夏だし、こんな昔話

かれこれ20年ちょっと前、
隊長が学生だった時、サークル仲間と体験したお話です。
(ちなみにサークルはアニ研ですた(爆))

隊長の通っていた学校は学部ごとに建物が分かれていて
同じ敷地内に短大の校舎もあり、並んで建っている棟は
間を渡り廊下で繋がれていました。

ある年の学園祭、我々のサークルは
その短大校舎の一室を借りて、日頃の活動の成果を
発表していました。

短大は女子大なので校舎には女子トイレしかありません。
なので男子学生は渡り廊下を通って隣の校舎にある
男子トイレまで行かねばなりませんでした。

隣の校舎はこの年の学園祭では使われておらず、さらに
その日は生憎の空模様だったこともあり
人気(ひとけ)のない校舎は独特の雰囲気がありました。

男子トイレは100人位入りそうな大きな教室に面した
長い廊下の先にあります。

友人U君と二人でトイレへ行き、先に済ませた隊長が
廊下へ出た時、ふと見ると教室出入り口のドアが
「ガチャガチャ…」と音を立てています。

なんと言うか、何者かが向こう側からノブを掴んで
前後に揺すっているような、そんな感じです。

少ししてU君がトイレから出てきたので、ビビリながらも
二人で教室内を見てみることにしました。

「誰かいるんですか~?」とか何とか言いながら
恐る恐るドアを開けて中をうかがうと、何故か教室は
カーテン(暗幕)が閉じられ、かなり暗い状態でした。

ここでもう一度
「誰かいるんですか?何かやってるんですか?」と
声を掛けてみましたが誰もいないようです。

とりあえず戻るか、と二人で廊下へ出てドアを閉めた時
壁の向こうにはっきりと
『コツ・コツ・コツ・コツ…』と乾いた足音が響きました。

「!!!」

瞬間、U君と隊長は悲鳴を上げながら一目散に駆け出し、
仲間達のいる教室へ飛び込みました。

そして今あった事を説明すると
「じゃ、みんなで見に行ってみよう」という事になりました。

ぞろぞろと10人位はいたと思います。
例の教室の前にたどり着くと、
やっぱりドアがガチャガチャ言っています。

「ね?ね?ほら!」「うわっホントだ!」「こえ~~!」
みたいな感じでみんな盛り上がり、教室に入ります。

2コ下の後輩に、昔から霊感が強くて街の雑踏にいても
あちらの方々が見えてしまうという、透き通るような色白で
眼鏡を掛けた「もやしっ子代表」みたいなのがいるんですが、
彼が教室に入るなりあちこちを見回し
「うわぁたくさんいますねぇ…鬼火なんて見るの久しぶり」
などと口走りやがるので更に大盛り上がり(笑)

暗~い教室でみんなで息を潜めて様子を見ます。
ドアの「ガチャガチャ」はずっと続いているし、
時折机や椅子が「パキ!…ピシ!」といわゆるラップ音を
響かせます。
窓は締め切っていたのにカーテン(暗幕)が揺れたと
証言する者も複数いました。

もやしっ子が「そことそこにいるんですよ」などと
何ヶ所か指さして説明してくれましたが、
残念ながら?隊長には何も見えませんでした。

さて、サークルの方をあまり放置するわけにも行きません。
適当なところで切り上げましたが、これ程の人数で
ポルターガイスト現象を体験したのも珍しいと思います。

今だったら手軽にデジカメや携帯のムービーで、
あるいはハイビジョンハンディカムなどで鮮明な記録も
残せたのでしょうが、
8mmフィルムで遊んでいた時代(と仲間達)なので
何も証拠が残っていないのがつくづく残念です。

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